[今月のトピック]働き方を効率化する“文字認識の進化”
- miki-hashimoto
- 9月8日
- 読了時間: 2分

暑い暑いと嘆いているうちにあっという間に9月に突入していました。
本日も茹だるような暑さの中、迫りくる熱風と新宿南口のとんでもない人数の働く人々を掻き分けながらの出社です。
今年の夏は生まれて初めて熱中症になり、水分補給の重要さを身に染みて感じました。
皆さまもくれぐれも体調にはお気を付けください。
そんな本日のブログテーマは「AI-OCR」です。
「OCR」という画像データのテキスト部分を認識し、文字データに変換するという光学文字認識機能にAIが加わったことで、より文字認識率が向上しました。
また、それだけでなく、帳票フォーマットの設計をしなくても、項目を抽出することができるようになったのです。
電子化が進んでいるとはいえ、まだまだ書類を扱うことが多い企業は多く存在します。
「AI-OCR」は活字だけでなく、クセのある手書き文字、文字の歪み、二重線で取り消された手書き文字といった人の目でも読み取りにくいものまで、データとして読み込むことが出来るのです。
実際にいくつかの「AI-OCR」のトライアルを試しましたが、どれも文字認識率には申し分ないため、沢山の「AI-OCR」の中からひとつを選ぶことはなかなか難しいと感じました。それぞれ長けている部分や特徴、機能が多少なりとも異なるので、ポイントはそこかな…と思います。
2035年、日本の労働市場では1日当たり1,775万時間の労働力が不足する(パーソル総合研究所と中央大学の共同研究「労働市場の未来推計2035」 の推計結果)と言われています。
労働力が、「人手」ではなく「時間」で表されていることから、如何に効率よく業務を進めることが出来るかが今後カギになっていくように思います。
そこで活躍するのが「AI」なのです。2035年の労働力不足は2023年の1.85倍といわれています。正確さや今後の働き方の捉えられやすさにおいて、きっと今以上に重宝されるようになり、その期待に応えるように成長を遂げていくはずです。
現在の「AI-OCR」の文字認識率は100%には届いていません。しかし、99%まで届いている「AI-OCR」は存在しています。「AI」の発展と、それに埋もれないようにうまく扱っていくことで労働力を補い、現状打破していきたいものです。


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