寒くなったり暑くなったりの繰り返しもだんだん少なくなり、
今ではもう薄手のコートを羽織らないと厳しい季節になりつつあります。
そろそろ限界かな…と思いながらも面倒で結局まだ夏用の接触冷感敷きパッドの上で寝ている新入社員Kです。
今日はそんな「面倒」の話をしたいと思います。
去年の今頃に内定をいただいてからかれこれもう1年が経ちました。
“文章を書くのが好きな方”という文学部出身の私が一番惹かれる口説き文句に一目惚れしてから、やりたいこともなりたいものもよく分からなくなってしまい行き詰っていた就職活動が嘘のようにとんとん拍子で進み、今に至ります。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、本当にそのようだと日々感じています。
新しいことを覚える度に頭がパンクしそうになる時もありますが、数をこなすとだんだんと視えてくるものがあり、もっと知りたくなって自分で調べることも増えます。
いつの間にか「た、楽しいかも…!」と、いっぱいいっぱいだった頭に少しの余裕と希望と閃きの一筋の光が生まれるのです。
10月半ばあたりからテストデータの作成を始めていました。
とにかく大量のデータが必要になります。
「なるべくリアルに、しかし存在しない場所や名前」をいくつも作成するのは流石に骨が折れかけましたが、個人情報をAIが自動で生成してくれるというコンテンツを見つけ、有難く活用させていただきました。
私は名前のみで使いましたが、会社名や電話番号、なんとマイナンバーまで自動で1万行も瞬時に生成されるようでした。
(血液型は日本人の血液型の人口比と同じ割合で出力されるというこだわりぶり…!)
そこで気がついたのはシステムの誕生や思いつきというものは「面倒臭い」から来ている部分もあるのでは?ということです。
「テストデータ作成大変だな。何十人も人の名前思い浮かばないし、どうにかして楽に作れないかな」の気持ちが「それならAIに作ってもらえばいい!そんなシステムを開発しよう!」に変わるのです。
そうでないとテストデータを自動で一瞬にして作ってくれる便利すぎるコンテンツなんて存在するはずがありません。
「面倒臭い」という一見マイナスにも取れる感情は決して悪いものではありません。
「如何に少ない回数と楽な計算式で正確に速く答えを導き出せるかの勝負」
これは高校受験時代に塾の数学講師が口癖のように話していた言葉です。
少しずつ感覚を掴み始めてきたので、これからは近道を探すことも視野に入れながらも、
一暴十寒にはならぬよう変わらず努力し続けます!