
2025年がスタートし、気がつけば1月もあっという間に過ぎ去りました。
新しい年、社会人2年目も近づいています。
いつまでも新入社員気分ではいられないので、気を引き締めて頑張りたいと思います。
そんな今年の私のテーマは『前途洋々』。
これは、先行きが開け、未来に希望のもてるさまをいう四字熟語です。
この「洋々」という言葉は水が満ちているさまを表しています。
弊社では「システムは方円の器に随う」という言葉がありますが、これは
「水は方円の器に随う( 水は容器の形によって、どんな形にでも順応すること)」から作られました。
柔軟に、丁寧に、そしてそれらが満ちるように…をモットーに、今年はより一層レベルアップを目指します!
1月は主に画面設計書の作成をしていました。
設計書の名の通り、画面設計書とは「この画面にはどのような機能が存在し、何が出来るのか」を分かりやすく説明した資料のことです。
楽しくサクサクと進めていたつもりですが、今まで毎日のように触ってきた画面に何があって何が出来るかなんて、そのようなことは当然把握していたので、初めて作成した設計書はこれまた私にしか配慮していない「当然わかるでしょ」な自分本位すぎる設計書が出来上がりました。
私が設計書を作成する上で大切だと感じたのは、知識や技術はもちろんですが文章力です。あまりにも短すぎると何を伝えたいのかが分からず、「結局この画面では何が出来るの?」という疑問を残してしまうし、逆にすべてを詰め込むと長すぎてこちらもまた「結局この画面では何が出来るの?」になってしまいます。
良い塩梅を見つけるのにだいぶ苦労しました。
初めの段階ではかなり説明が足りなかったので沢山肉付けしてみたのですが、改めて読み返すと、「これは一体何を説明したいのだろう?」と自分でも思うほどでした。
こういう時は一度頭をすっきりさせてから再度確認すると、案外ピッタリな言葉が思い浮かぶものです。
その度に私の中の夏井先生が赤ペンでガシガシと肉付け部分に線を引き、「こんな長ったらしいこと書かなくても“ボタン押下で画面遷移”だけで伝わります」と添削されます。
いよいよ今年から最終のシステム運用テストや、本番稼働に向けての説明会(於:京王プラザホテル43階)が始まります。
入社したての頃は「みんなで集まってシステムスタートを見守るなんて、きっとNASAのロケット打ち上げみたいな盛り上がりなんだ…!泣いたり抱き合ったりみんなで感動を分かち合って…!」などを想像していましたが、実際のところは慎ましいものです。
しかもそんなに初めから上手くいくものではなく、お問合せも沢山届くようで、今は静かにその時を待っている状態であります。
しかし今まで携わってきた分、心の奥ではドキドキしているし、どこか誇らしい気持ちもあります。忙しくて難しいし大変だと思うこともいっぱいありましたが、これからがとても楽しみです!
引き続きより良いシステムを作れるよう、真摯に取り組みたいです。